ベランダの木日記

ベランダで盆栽(とは言えない和風の鉢植え)などを育て始めて4年目の新人です

ヤマモミジーズの芽摘みと剪定

今年から「盆栽を作っていく」ことを始めることに決めたので、モシャモシャになってきていたヤマモミジーズも積極的に芽摘み(ハカマ取りも)と剪定をしている。手探り感満載だけれど、やってみないことには始まらない。新芽がどこに付いていて、どう動いてくるのか、剪定したところがどうなっていくのか、よくよく観察していこうと思っている。

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あらゆる方向からじっくり見つめて、どうなると素敵だろうとイメージする時間はとても楽しい。公園を通る時も、モミジがあれば立ち止まり観察したりして。中村是好さんの著書に書いてあった「盆栽はひたすら木に教わり、木の特徴を生かして自然に作ってゆくこと」。どういうことだか実感としてちっとも分からないけれど、この言葉を胸に刻んでやっていきたい。この小さいヤマモミジたちにたくさん教わろう。

 

余談コーナー。こちらの記事に書いた盆美の企画展。週ごとに盆栽が入れ替わって最後の展示を見に行った時のこと。盆栽が変わるとまた新鮮な気持ちで見られるなあと山香ばしの木を見ていたら、葉っぱの隙間から一匹の蜘蛛が糸をつたってスルスル〜と降りてきて、止まったと思ったら「やべっ!」って感じで慌てて登っていってまた葉っぱの隙間に隠れた。「今の〜!ふふふふ〜」ってなった私の気持ち、伝わりますでしょうか。可愛すぎた、あの蜘蛛。