ベランダの木日記

ベランダで盆栽(とは言えない和風の鉢植え)などを育て始めて4年目の新人です

まっすぐトンボとシマツルボ

今、大宮盆栽美術館でやっている「さいたま市民の日」記念企画展「第6回「世界盆栽の日」記念・「さいたま国際芸術祭Since2020」コラボレーション展 ×須田悦弘・ミヤケマイ」を見に行ってきた。すごく刺激的でゾクゾクした!盆美では味わったことのない感覚!

ミヤケマイさんと盆栽のコラボ作品が私の琴線に触れまくりだった。色と形の配置、量、余白、バランス、全部好き。現代的なのに、盆栽と相まって不思議と懐かしい感覚にもなった。最後、真の間のトンボにやられた。胸が詰まるほどにまっすぐなトンボ。それにしても、行の間、草の間、真の間とあるのだけど、掛幅の質感が知りたくて、畳に上がりたくなる衝動を抑えるのに大変だった(笑)。

 

素敵な展示を見て、何をやるかは分からないけどやる気をギラギラと漲らせながら、盆栽ショップへ移動。シマツルボという小さな紫の蕾をつけた子と目が合ってしまい、お迎えすることにした。この日は珍しく女性の方が店番をされていて、一緒に鉢合わせをしてくださった。「白や薄い色は間違いないと思うけれど、今はちょっと冒険したい気分なんです」と伝えて、一緒にあれこれ探す中、2人して「あっ!いいじゃない!」となったのが写真の鉢。

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黄土色が大地な感じがするし、フチの黒っぽいラインが葉っぱのラインとお揃いで素敵。この鉢、200円也。ありがたやー。そして、一緒に鉢合わせ楽しかったー。

 

盆美で今やっている展示は5月19日までだが、週替わりで盆栽が変わるそうだ。ずっと部屋の中では盆栽に良くないからかな。盆栽が変わるとどう印象が変わるのか見たいし、とにかくまっすぐトンボが見たいので毎週行こう。盆美の年パスさまさま!