最近のベランダミニトピック
黒松の新葉がピンと伸びて気持ちが良い。でも、まだまだひょろりとしている。あんなにどっしりした松も最初はこんなにか弱き姿なのね。今後、どんな風に成長していくのだろう。これは見守り甲斐がありすぎる。
五葉松用に購入した中古鉢の黒い汚れ。クエン酸を溶かした水に漬けて、タワシでゴシゴシ洗ってみたが、あまり落ちなかったので、サンドペーパーで磨いた。完璧ではないけれど、気にならないほどには落ちた。ついでに手触りもツルツルになった。五葉松の植え替えに使うかどうかはまだ未定だけど、もし使わなければ挿し床として使ってもいいなあ。それにしても、鉢のBefore、After。なかなかシュールな写真。
いとうせいこうさんの「ボタニカル・ライフ」を読んでいる。おもしろ過ぎて、読み終わるのがもったいないので、少しずつ読み進めている。カレル・チャペックさんの「園芸家12ヶ月」も購入した。少し読んでみたら、初っ端からホースとの格闘のくだりがおもしろ過ぎて、また楽しみが増えたとほくほくしている。
曇りが続いてようやく晴れた日の朝。いい気分で水やりをしていると、ベランダの床にヤマモミジの葉が映り込んで綺麗だった。すぐさまカメラを取ってきて、床にできた小さな水溜りにチョロチョロっと水を足して写真を撮った。
最高の一日の始まり。ベランダ最高！
狭い棚場でもおしゃれにしたい
最近は、棚場の鉢の並べ方も気になるようになってきた。大きさ、高さ、色、形、いろいろなので、どう並べたら素敵に収まるかなあとそっとあれこれ入れ替えている。これが結構楽しい。スペースに余裕がないところがまた燃える。「狭い棚場でもスッキリおしゃれレイアウト計画」（笑）。
レイアウトを変えても、家族の誰も気付かないし、「変えたんだけど？」と教えても、「そうなん？分からん」と言われる。まあ、緑ばかりだものね。でも、いいのいいの。私にとっては装い新たになってるから！季節ごとにレイアウトを変えて楽しむのもいいな。
梅三の苔
梅三（長寿梅）の枝が増えて嬉しい。写真の向かって右の色が薄い2本の枝が増えた枝。このあたりの隙間が埋まるとより素敵な気がする。もう少し伸びたら少し剪定しようかな。
気になったのが苔のこと。お店で購入した時から綺麗な苔が張られていたのだが、これから梅雨、夏と高温多湿になってくるので過湿にならないかと心配で。というのも、梅一（長寿梅）を枯らしてしまった原因は、過湿による根腐れだったのかもしれないと思っていて。。梅一にも苔を張っていたのだが、苔がかなりみっしりと育っていて、その上水をやりすぎて根腐れさせてしまったのではないかと。。違うのかもしれないけど。。書いていて切なさが込み上げてくる。。涙。。
苔を張るメリット、デメリットについて書かれた記事を読むと、デメリットとして「土の渇き具合が分かりにくい」「蒸れや病害虫の温床になる」と書いてあった。対策として「夏に向けて繁盛した苔を一旦取り除きましょう」と。梅三の苔も一旦剥がしたほうがよさそうだな。でも、突然、苔全部を剥がされたら梅三もビックリするかしら。いきなり布団を引き剥がされて寒っ！みたいな。何日かに分けて剥がそうかな。剥がした苔の行き場所を用意してからやろう。
最近のベランダミニトピック
クサボケ（シドミ）を3月に挿し木したものから新芽が出て来そうな気配がする！モゾモゾしている気がする！数日前から茎がやたらとシャンとしてきたなと思っていた。そろそろ新芽出しますんで注目ー！と言わんばかりに背筋がピンと。いでよ、新芽ー！
先日、盆栽園でこっそり購入した光岳麒麟草の苗。テカリダケキリンソウと読む。ヒカリダケじゃなくテカリダケ。南アルプスに光岳（テカリダケ）という山があるそうな。山頂から南西側に光岩（テカリイワ）という岩峰があり、遠州側から遠望したとき、夕日に照らされてこの岩が白く光って見えるのが名前の由来らしい。ひかっているじゃ表現しきれないほどなんだろう。そう言われると見たくなるもので「光岳 光岩 夕日」などで検索してみたけれど、てかってる写真はサクッと調べた感じでは見つからなかった。登山好きのお知り合いができたら聞いてみたい。前にも知り合いができたら聞きたいことあったな・・・あ、葬儀屋さん関連にお勤めのお知り合いができたら、盆栽を副葬品として扱ってもらえるのかを聞きたかったんだ。だいぶ話が逸れたけれど、その光岳原産の植物が「光岳麒麟草」。加藤文子さんの「natural盆栽 小さなみどりの育て方」という本に載っていて、いいなあと思っていたのだった。なので、盆栽園で棚の下の奥の方に「光岳麒麟草」という文字の小さなポット苗を見つけた瞬間、購入を決めた。
初夏に花が咲くそうで、我が家の苗も花が見られればいいなあ。黄色い星のようなお花。
五葉松くん、ごめん
五葉松の芽は摘むほど長く伸びることもなく、１箇所から出る芽が多すぎるところもなく、葉が開いてきた。結局何もしなかった。新葉はとても綺麗なキミドリ色をしている。もしゃもしゃになって来たけれど、このままで大丈夫なのか、7月〜8月頃に古葉取りをしたほうが良いのか、古葉取りをするにしてもどのくらい取れば良いのか分からない。。調べていても、五葉松にもたくさんの種類があるので、我が家の五葉松くんにとってどういう状態が良いのか分からない。。
先日、盆栽園の店員さんは我が家の五葉松くんの写真を見て、「四国産ですね」とおっしゃっていた。四国産ということは分かった。あと、「葉性がいいですねえ！」ともおっしゃっていた。どんな風だと葉性が良いと言われるのかよく分からないながらも嬉しくて、帰宅後、五葉松くんを眺めながら「ちょっとー。葉性がいいんだってさー。よかったね」と心の声で話しかけた。それから「でも、分からないことだらけだから、外出がしやすくなったら、盆栽園をハシゴして観察しまくる旅に出てくるよ。そして、あわよくば職人さんに質問してくるよ。ごめん、なんかこんなんで・・・」とかツラツラと気持ちを吐露した。
割といつもこんな感じで心の声で話しかけている。特に五葉松くんには。そのうち、人生相談までし出すんじゃないかと自分で自分が怖い。
ところで、五葉松と先日購入した中古鉢の写真を合成してみた↓。やはり鉢が大きいなあ（笑）。
植え替えまでもう少し時間があるので考えよう。でも、松って感じがしていいな〜。ほんの3年前はこんなザ・盆栽な松を持つようになるとは思っていなかった。なんだか笑ってしまう。植え替えしたら、鉢を抱えてるところを写真撮ってもらおう。もちろん、ベランダで。
あと、鉢の黒い汚れが落ちないものかなあ。クエン酸を溶かした水に漬けて、タワシでこすると綺麗になるそうだが、それで落ちる汚れだろうか。とにかくやってみよう。
豆鉢ヤマモミジの植え替え
昨年の9月に公民館で受講したミニ盆栽講座ではヤマモミジを2鉢作った。「ヤマモミジの成長」に書いた鉢と、もう1つは直径3センチほどの豆鉢に2本のヤマモミジを植えたもの。今回は豆鉢ヤマモミジの方のお話。
土を入れたトレーの上に置いていたが、根っこが鉢底から飛び出してトレーの土に絡まっていたので、先日購入した中古鉢に植え替えることにした。
植え替えと言っても、そっと移すだけにしておいた。そして、今回は針金で少しだけ曲げを作ってみた。針金は1ヶ月後くらいに外せたらと思う。10日くらい経って、問題がなさそうなら肥料を少し置こう。そうしたらグッと葉っぱが増えるかな。
なんだかヤシの木が生えた小さな孤島のように見えて可愛いな。六角形の鉢って素敵だなあ。鉢が欲しい。はー、盆栽市に行きたい！延期になってしまった大盆栽まつりは10月16日から18日に開催予定らしい。散財するに決まってる。
