最近のベランダミニトピック
友達からイワヒバをいただいた。宅配伝票の品物の欄に「草」と一文字書いてあったのが妙にツボにハマった。「草」。うん、いい。イワヒバに似合う黒っぽい鉢を探したい。大事に育てます。ありがとう!
先日、サイクリングがてら少し遠くの盆栽園まで足を運んだ。五葉松用の鉢を探したが合いそうなものがなく、長居も良くないかと、また今度にしようと思っていたところ、店員さんが中古の鉢も見ますか?と声をかけてくれた。見せていただくと、盆栽のバランスとしては大きめなんだろうけれど、新人の私にとっては安心サイズの鉢があった。中古なのでお値段も安心価格。うん、これでいい!これがいい!と購入を決めた。もう1つ、ヤマモミジに合いそうな中古鉢も購入。植え替えが楽しみだなあ。実は草花も少し買いました。
我が家の旭山桜はこちらのお店で購入したので、お世話について確認したところ、消毒の頻度、肥料の量、芽摘みの仕方、どれも私のお世話ではちょっと足りない感じだったので、修正していこうと思う。来年も無事にお花を咲かせて欲しい。
撫子の花がいとも簡単そうにどんどん咲く。同じ棚にあるクサボケは2年経ってようやくお花が2つ見られた。種類が違うのだから当然とは言え、木を小さな鉢で育てることの大変さを感じる。
観察と勉強を続けよう。心配や葛藤もあるけれど、楽しみの方がその何百倍も多いから勉強も苦ではない。学生の頃の私に今の私を見せてあげたい。この積極的に自ら学ぼうとする姿勢!って大げさに言い過ぎだけど、あの頃、こんな風に楽しんで勉強ができていたら、もっと賢くなれたかもなあ。。
タチツボスミレの種
タチツボスミレの鉢にお水をやっていると、黒い粒々が視界に入った。なんだ!?あっ!種だ!エライオソーム!急いで部屋に戻り、ビニール袋をポケットに乱暴に突っ込んだ。次にカメラを首にひっかけてベランダに戻り、種をパシャパシャ激写。そして、実にビニール袋をそっとかぶせて茎をチョンと切った。やった!無事収穫!1つ目の実は種が弾け飛んだ後で収穫できなかったので嬉しい。
エライオソームが見たくて、「種の黒とエライオソームの白がよく観察できそうな台はないか〜」と周りを見回し、ハンドクリームの青い蓋の上に置いた。うん、よく見える!種のサイズは1mmくらい。
植えていない植物が鉢から出てくることを「飛び込み」と言うらしい。 収穫した種は苔の鉢に「作為的飛び込み」しちゃおうかな〜。
最近のベランダミニトピック
「最近の」にしてみた。実生の鉢が賑やか。写真右のカリンがググッと成長。ヤマモミジの列から2番目に出た芽もヤマモミジで合っていた。それぞれ、これからの成長がとても楽しみ。クサボケの挿し木たちは地上変化なしだけど、地中では根っこが伸びていますように。雑草たちもスクスクと成長中!早くそれぞれの名前が知りたい。
少し前に、よく行く散歩コースにある野外のお花屋さんで撫子を買った。和風の鉢に合うお花を選んでみた。桜が終わってからは主に緑と茶色で構成されていた盆栽棚にピンクのアクセント。棚がもう満杯だけれど、せめてもう1つ和風の鉢に合うお花がほしいな。大きめの鉢の間に小さい鉢をうまいこと並べればもうひと鉢置けそうだけどな。パズルの世界になってきた。
和風の鉢に挿し葉で増やした多肉植物も植えていっている。こうして改めて写真で見ると詰め過ぎているような。。寄せ植え加減分からない。。感じの違う大きめのものをドンと植えたいなと思っていたけれど、砂利が見えている感じもいいな。
ヤマモミジは木が若いうちは半日陰がよいと読んで、桜の葉で陰になるように鉢を配置してみた。鉢植えの利便性。見た目も涼やかで良い。
梅三を斜め上から見るのがブーム。木陰でひと休みを妄想。
ハマボウにまつわる色々
去年の9月に公民館のミニ盆栽講座で作ったハマボウ。丸っこい葉っぱが少しずつ大きくなって、とても可愛らしい姿になってきた。よく見ると葉の付け根あたりがモゾモゾしているので、まだ葉っぱが増えそう。何枚くらいになるかなあ。
ハマボウの紅葉はとても綺麗なのだそう。「ハマボウ 盆栽 紅葉」で画像検索すると、めくるめく秋色の世界が広がっていて、これを間近で見られるかもしれないなんてー!と盛り上がってしまう。まだ5月だけど、紅葉ハマボウを待ちわびる。紅葉ハマボウ柄の持ち物が欲しいなー。絶対に可愛い。
ところで、ハマボウの鉢は直径が3センチもない豆サイズ。とてもかわいいのだけど、あまりにも小さくてハラハラドキドキしてしまう。いつもは土を入れたトレーの上に置いてあるからまだ安心とはいえ、やはりもう少し大きな鉢に植え替えようかな。いや、でも、せっかく講座で豆サイズで作ったのだから、今年はこの豆鉢で小さな紅葉を楽しませてもらって、来年鉢を変えるのがいいかな。あ、その時には盆栽鉢関連を調べていてときめいてしまった大島さん作の鉢を購入出来たらいいな。秋には展示会で販売のご予定があるそうなので楽しみだなあ。で、でも、、お高いのかしら。。。
思えば、昨年9月のミニ盆栽講座で作ったヤマモミジ、ハマボウ、黒松に、この春はとても楽しませてもらっている。いいご縁だったな。授業を受けて、素材の木と鉢も持ち帰りで、確か受講料1,000円だった。良心的すぎる。
脳内ダダ漏れのような記事になってしまった。それに、紅葉ハマボウから、最後は講座安かったで終わるって。
ようこそ、新梢
我が家で一番の古株であるクサボケ(シドミ)。2018年5月5日に大盆栽祭りで購入したので丸2年経った。元気そうで嬉しい。
いつも正面向かって右のお決まりのところから枝が伸びるばかりだった。
それが。昨夜、お部屋にお連れし、お茶をいただきながらよくよく眺めていたら、左側からも新しく枝が伸びてきているのに気付いた!ワーオ!左側にも枝が増えてくれたら、両側にふんわりと広がる形に近づくのではないかしら。
新梢がもっとしっかり伸びたら、2,3芽残して剪定しよう。そして、切った枝はまた挿し木しよう。挿し木といえば、盆栽関連のブログでよく目にするルートンという発根促進剤。発根する部分に塗って植えればいいだけのよう。どのくらいの効果があるのだろう。効果がありすぎてもスペース問題で困ってしまうかもしれない。でも、一番古株の子なので挿し木して増やしておきたい気持ちもある。挿し木する枝の一部にだけ使ってみようかなあ。
あ、梅三(3鉢目の長寿梅)の新梢もご紹介。長さを測ると15センチもあった。ワオ。そろそろ剪定しよう。剪定したらもれなく挿し木。
それにしても、発芽や新芽、新梢を見つけた時の嬉しさは格別なものがある。実は梅一(大ピンチに陥った長寿梅)が枯れてしまった。盆栽の大先輩Fさんに植え替えを手伝っていただき、少しずつ元気を取り戻しているように見えていたのだが、先々週あたりから葉が少しずつ枯れていき、先日最後の一枚も枯れた。認めたくないけれど、枯れてしまったのだと思う。もっと早く植え替えをしてあげれば違ったのかもしれないと自責の念に駆られている。そんな今だからなのか、新芽など生まれたてのものを目にすると、嬉しさがより一層しみるのだ。梅一にはもうしばらくお水をやろうと思う。
ヤマモミジの成長
ヤマモミジの葉がどんどん出てくる!嬉しい!3月7日に葉が出始め、4月15日時点では4枚だった葉が今は新芽も合わせると約20枚になった。
ここ1週間で成長に加速がついた感じがする。大きな葉の内側から出てきた葉が開いたので、今日は予定通り外側の大きな葉を2枚葉刈りした。はー、緊張したー。綺麗な葉だったので押し葉にしてみることにした。
そしてまた新たに上部に6枚の葉が出てきているのだけど、これらが開いたら、残りの大きな葉2枚を葉刈りしようかな。
昨年9月にミニ盆栽講座を受講した時に作ったこのヤマモミジ。割と早い段階で葉が落ちてしまい、枯れてしまったのかなと不安になりつつも枝だけのヤマモミジ に水をやり続けた。そして3月、枝先がもぞもぞし始めて新芽が出てきた時は叫びそうなくらいに嬉しかった。今やこんなにたくさんの葉をつけて。すごいぞ、ヤマモミジ!ますます好きになってきたよ!以前読んだ記事に「春は葉の誕生、夏は生茂る緑、秋は紅葉、冬は枝。もみじは四季折々楽しませてくれる」とあった。今、葉の誕生を存分に楽しませてもらっている。