ベランダ棚場の秋
このところ石の記事が続いたが、私にとっての石って?私の求める石って?と考え始めるとどうにもおかしなテンションになる。妄想力をたくましくしなくちゃいけない!と変なスイッチが入るみたい笑。やはり、ここは一度、石との距離を置くのが賢明と思われる。一方、おかしなテンションで石!石!と騒ぐ私をよそに、ベランダ棚場の子たちは粛々と綺麗な秋色に染まっていった。その地に足ついた姿、尊敬します。
棚場の子たちの変化を全部見てあげたいと思うけれど、きっと見逃してるなあ。
余談コーナー。宇多田ヒカルの「真夏の通り雨」を繰り返し聞いている。真冬だけど。これまでに耳にしたことはあったけれど、じっくりと聞いたことはなかった。
YouTubeでたまたま流れてきて、何とはなしに聞いているうち、ジワジワと染みてきて、すっかり掴まれてしまった。宇多田ヒカルが人間活動をするとのことで音楽活動を休止し、母親を失い、子の誕生を経て、活動再開に向けて第一に制作したのが、この「真夏の通り雨」なんだそう。「ずっと止まない雨に、ずっと癒えない渇き」とただただ悲しいと歌っているのがいい。通り雨なのに止まないのがいい。染みる。名曲。