長寿梅三の芽出し
シドミ(クサボケ)に続いて梅三(長寿梅の愛称)も芽出し。あちこちの枝から小さな緑が一斉に顔を出し始めた。
すごいよー。新芽が動き出す様子は、何度見ても新鮮な気持ちで大感動する。
梅三は冬の間もぽつぽつと花を咲かせた。葉が落ちて枝だけになったところに、朱色のお花がぽつぽつと明かりが灯るように咲いて、とても綺麗だった。これは夕暮れ時に撮りたいなあと、寒さに負けずベランダに出てパチリ。外灯が月のように写った。
葉が落ちて幹と枝だけになった木の姿を寒樹(かんじゅ)というそうだ。寒樹。いい響きだなあ。盆栽美術館を訪れた時も寒樹のもみじに感動したんだった。白い幹肌と細やかな枝振りに見入ってしまった。そうそう、盆美のお庭には撮影可のエリアがあるのだが、そこを見ていると守衛のおじさまに話しかけられた。「自撮りモードにして腕を伸ばして木の下から撮るといいのが撮れるよ」とおっしゃる。「なるほど。こうですか?」と撮ってみた写真がこちら。
「どんなふうに撮れた?ほら、いいじゃなーい!」「いいですねえ!」なんて会話もほのぼのしてよい。昨年に盆美の年パス会員になった!ので、今年もたくさん足を運べたらと思う。
シドミ、長寿梅と芽が動いて、次はヤマモミジが芽吹きそう。その次はハマボウかなあ。今週からは植え替えもバンバンやるぞー!春が来たー!