春の植え替えに向けて

春の植え替えに向けて、計画を練り練りする毎日。先日は鉢をたくさん購入して、私の鉢コレクション（と言ってもお手頃価格のものばかり）は一気に増えた。植え替え候補の植物たちをどの鉢に入れるかワクワクしながら考えているのだが、少し残念なことが判明した。最近図書館で借りて読みまくっている群さんの本に、実生苗や挿し木苗は数年は仕立て鉢で育ててから化粧鉢に植え替えと書いてあったのだ。まずは通気性の良い仕立て鉢で培養してから化粧鉢にということね。とはいえ、可愛い化粧鉢に入れて眺めたい。そこは木のご機嫌を窺いつつ、土の配分や灌水などのお世話でうまく調整できればいいのかな。昨年の実生のカリンが大きいので化粧鉢に入れようと思っていたが、やっぱり今年は素焼き鉢に入れることにした。その代わりと言っては何だけれども、針金をかけさせてもらいたい。群さんの本に2年目に曲げをつけようと書いてあったのだ。3本あるので、うち2本に曲げをつけてみたい。カリン兄弟、機嫌損ねないでね。お願いね。

それにしても、盆栽って忍耐力を試される。年単位で待たないといけない。あ！だから数を増やしたくなるのかな。数を増やせば何かしら今アクションを起こせるものがある状態になるだろうから。

話がズレたついでに、最近図書館で借りて読みまくっている群境介さんの本のことも。盆栽の作画家さんとのことで、素敵なイラストが満載でページをめくるたびワクワクしてしまう。もちろん情報も細かなところまでみっちりぎっしり。そしてとっても分かりやすい！樹形の作り方や改作の楽しみ方などはハードル高すぎてできまへんと思うことも多いけれど、基本的なお世話の部分だけでも情報たっぷりでとても参考になる。

話を戻して。そんなわけで、購入した鉢を使える植え替えは減っちゃったけれど、楽しみなのは変わらない。先日は土をふるいにかけて微塵を取り除いた。

そうそう、取り除いた微塵の土は何かに使えないのかなと思っていたのだが、群さんの本に石付きなどのケト土に混ぜて使えると書いてあって、「それ知りたかったのですよー！群さん、ありがとう！」と心の中でお礼を言った。アサギリソウと苔と何か小さなお花を石に植え付けてみたいと思っていたので、微塵を利用してやってみよう。石も用意しなくちゃー！