ベランダの木日記

ベランダで盆栽(とは言えない和風の鉢植え)などを育て始めて4年目の新人です

五葉松が・・・

五葉松が大ピンチ(泣)。7月の長雨前までは新芽がよく出て元気そうに見えていたのだが、7月後半から葉の色が黄色っぽくなってきたような気がしていた。そして、8月に入ってから少しずつ葉が茶色に枯れ出した。最初は葉焼けかなと思って、すだれでしっかり遮光される場所に置いたが、だんだんと茶色の葉が増えてきた。これはまずそうだ。どうしよう。根詰まりか根腐れか水切れか何かの病気か、夏真っ盛りだけどとにかく根っこを見てみることにした。鉢から取り出してみると、根が黒ずんで弱々しい。。先の方は手で触るとポロポロと落ちてしまう。でも、完全に根腐れしている様子はない。土もそこまでカチカチになっているわけでもなかった。でも、とにかく根が弱々しい。。

 

根のポロポロと落ちてしまう部分は落として元の素焼きの鉢に戻すことにした。元々入っていた砂利はよく洗って、そこに赤玉土鹿沼土の中粒を混ぜて使った。土が根っこの間に行き渡るように割り箸などですき込むことが大事と聞いていたので、元気になりますようにと祈りを込めて土をすき込んだ。しばらくは日陰に置いて、メネデールを希釈した水をやり、回復を願って待つことにした。

 

はぁ。。とてもとても落ち込んでおります。。でも、まだ完全に枯れてしまっているわけではないし、五葉松くんを信じて待つしかない。落ち込んでいる暇があったら、これまでの管理を見直そうと気持ちを奮い起こしている。

 

まずは水やり。五葉松は乾燥した場所に自生しているので、水をやり過ぎてはいけないと注意していたつもりだが、それでも水をやり過ぎていたのかもしれない。もっと土が乾いてから水やりをしないといけないのに、7月の長雨も重なって、弱っていた根っこをさらに弱らせたのかな。。水やりの頻度を見直すため、灌水後の重さをはかりで計測し、1日に何回か重さをチェック、重さの違いで土の乾き具合を見ることにした。これを機に、長寿梅やクサボケ、白紫檀も重さを測ることにした。しばらく続けてみようと思う。

 

次に日当たり。今は日陰で養生だけど、我が家のベランダは、午前中は日が当たって午後になるとだんだんと日陰になっていく。これでは日光が足りないのかな。でも、これはどうしようもないから、なるべく長く日が当たるところに置くくらいしか出来ることがなさそう。

 

肥料。五葉松は肥料はあまりいらないという記事を読んで控えめにしていたので、元気が足りなかったのかもしれない。

 

病気を疑うと「葉ふるい病」に似てるような感じもするが、当てはまらないところもある。。うーん、でもやっぱり病気の可能性は低いと思う。水やりと日当たりと肥料と植え替え、これらの基本的なお世話が合っていなかったのだと思う。書いていてこんなにつらいことはない。。なんとか生き残ってくれますように・・・!もう一度お世話をするチャンスを・・・!今回はつらいので写真はなしで。復活の兆しが見えたらその兆しを写真に収めようと思う。はあ、しょんぼり。