ベランダの木日記

ベランダで盆栽(とは言えない和風の鉢植え)などを育て始めて4年目の新人です

水やりの迷宮に迷い込む

五葉松はこれからどうなるのだろう。あれから枯れ進むことはなく約半月が過ぎた。今ついている葉はなんとかお水を吸えているということだろう。木の上部の方が激しめに枯れてしまっているが、ここから芽は動いてくれるのだろうか。下部の方は葉が枯れていない枝もあるので、そこからは芽が動いてくれると信じているが自信がない。毎朝お水をやりながら、ここまで弱らせてしまったのだと胸が潰れる思い。。結果がはっきりするのは新芽が動くはずの来春になるのかな。それまで毎朝胸を潰しながらお水をやろう。ここを乗り越えて新芽が動いてくれたら、私は嬉しくて泣いてしまうかもしれない。今後少しずつ枯れていって、来年の春になっても新芽が動かなかったら、悲しくて泣いてしまうかもしれない。いずれにしてもほんとに泣いてしまいそう。

 

五葉松についてあれこれ調べていると、「黒松や赤松はよく育つのに五葉松は枯らしてしまう」と書いている人も多い。我が家の五葉松くんと同じような枯れ方をしている記事を見つけ、食い入るように読んだのだが、その方は「枯れる原因は日当たり不足、消毒不足、水のやりすぎくらいかなあ。どうにも五葉松はうまくいかない」と書いてらっしゃる。高山植物ゆえに難しいのかな。

 

水やり三年と言うけれど、とても三年じゃ身につかないと思う。特に私のようなちょっと抜けてる者には。盆栽の育て方の情報を読んでいてよく見かけるのが、「盆栽が枯れる原因のほとんどは水切れ。水のやりすぎでは枯れない」という説明。本当にそうなのかな。初めて枯らしてしまった最初の長寿梅も、今回の五葉松も水切れとは思えない。毎朝、乾きの状態を見て鉢底から水が流れるまでたっぷり水をやってきたつもり。うーん、分からない。完全に水やりの迷宮に迷い込んでいる。

 

でも、その迷宮から抜け出すためにはかりで鉢の重さを測ることにしたのだ。メリハリのついた水やりをするために。あとは適度な肥料と消毒。これらの基本のお世話をもう一度見直しです。頼むよー!五葉松くん!来春には新芽を!