最近のベランダミニトピック
長寿梅三にまた新たに蕾がついた。思わず「いやいやいやいや!この前咲いたばかりだから、ゆっくりしていてくれていいのに!頑張りすぎないで!」と心の中で叫んでしまった。この前咲いた時、開き切らずに萎んでしまったのを「今回はこの辺にしておくのかな?」と言ったから、「おいおい。私の実力を見くびらないでおくれよ」と張り切ったのかしら・・・などなど、勝手な妄想を交えつつしばし思い巡らせた。いやはや、すごく驚いたけれど、やっぱり嬉しい!
去年の9月にミニ盆栽講座で作った豆鉢ヤマモミジ。鉢の底から根っこがたくさん飛び出していたので、今年5月に植え替えたのだが、2本植えたうちの1本が寂しい姿になってしまっている。。2枚あった大きな葉っぱは枯れてしまったし、幹の腰から出た新しい葉っぱも先が茶色になって弱々しい。
そういえばこの子、元々あった葉っぱのフチがいつまでも赤いままだなと思っていた。他のヤマモミジは時間が経つと濃い緑に変わっていったのに。
でも、てっぺん付近でもぞもぞしている新芽たちはほんの少しずつだけど大きくなっている。半日陰で養生しつつ、なんとか元気を取り戻してほしい。
そんな一喜一憂の日々の中、カレル・チャペックの「園芸家12ヶ月」がおもしろすぎて、終始ニマニマ、ときどき吹き出しながら読んでいる。可能な範囲で精いっぱい土を改良する園芸家にとって、この世にある物は全て、土に利用できるものかできないものかのどっちかだそうですよ(笑)