ようこそ、新梢
我が家で一番の古株であるクサボケ(シドミ)。2018年5月5日に大盆栽祭りで購入したので丸2年経った。元気そうで嬉しい。
いつも正面向かって右のお決まりのところから枝が伸びるばかりだった。
それが。昨夜、お部屋にお連れし、お茶をいただきながらよくよく眺めていたら、左側からも新しく枝が伸びてきているのに気付いた!ワーオ!左側にも枝が増えてくれたら、両側にふんわりと広がる形に近づくのではないかしら。
新梢がもっとしっかり伸びたら、2,3芽残して剪定しよう。そして、切った枝はまた挿し木しよう。挿し木といえば、盆栽関連のブログでよく目にするルートンという発根促進剤。発根する部分に塗って植えればいいだけのよう。どのくらいの効果があるのだろう。効果がありすぎてもスペース問題で困ってしまうかもしれない。でも、一番古株の子なので挿し木して増やしておきたい気持ちもある。挿し木する枝の一部にだけ使ってみようかなあ。
あ、梅三(3鉢目の長寿梅)の新梢もご紹介。長さを測ると15センチもあった。ワオ。そろそろ剪定しよう。剪定したらもれなく挿し木。
それにしても、発芽や新芽、新梢を見つけた時の嬉しさは格別なものがある。実は梅一(大ピンチに陥った長寿梅)が枯れてしまった。盆栽の大先輩Fさんに植え替えを手伝っていただき、少しずつ元気を取り戻しているように見えていたのだが、先々週あたりから葉が少しずつ枯れていき、先日最後の一枚も枯れた。認めたくないけれど、枯れてしまったのだと思う。もっと早く植え替えをしてあげれば違ったのかもしれないと自責の念に駆られている。そんな今だからなのか、新芽など生まれたてのものを目にすると、嬉しさがより一層しみるのだ。梅一にはもうしばらくお水をやろうと思う。