ベランダの木日記

ベランダで盆栽(とは言えない和風の鉢植え)などを育て始めて4年目の新人です

ようこそ!我が家のベランダへー舌の根の乾かぬうちに編ー

前回の記事で、「これからはホイホイと増やすことはせず、慎重にお迎えする子を選んでいきたい。行けるところにはたくさん足を運んで、たくさん見て、たくさん吟味して、本当に欲しいと思った子をお迎えしていきたい。」と書いた。なのに、1週間もしないうちに新しい子をお迎えしていたよというお話。笑

前回の記事から数日後のこと、盆栽町を巡った。いつものように盆美に行き、ロビーにある「季節の一鉢」を眺め、中の展示を見て、お庭に出たら顔馴染みの守衛さんにご挨拶してお庭を散策。普段はベランダ棚場の小さな子ばかりを見ているので、いつもまずは「でかっ!」と思ってしまう。ちなみに、盆美のお庭で個人的に好きな眺めはフウチソウを真正面から捉えた場所。

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立派ー!両手を広げたくらいの幅があるんじゃないかしら。このフウチソウ、今にも動き出しそうじゃないですか?夜になったら、わっさわっささせながら走り回ってはしゃいでいそう。そんな想像をしたりしながらお庭を楽しんだら、売店に移動。盆栽を見たり、店番の方とお話したり。そして、盆美を後にして盆栽園を巡るのだが、ここからが本題。

この日は一度しか中へ入ったことがなかった盆栽園にお邪魔してみると、園主さんとお話することができた。とても気さくな方で、最初こそ盆栽にまつわるあれこれを話していたのだが、そのうち世間話になり、最終的には2人して「日々ありがたいわね」「はい、ありがたいです」と毎日に感謝する展開に。思わずすっかり癒されたところで、奥の方にある盆栽を見させていただくことになった。そこにあったのがこのイボタさん。いいなあと思って値札を見るとものすごくお安い。半額以下の感覚。園主さんに「これ、ものすごくお安いお値段が付いてるんですけれど…」と尋ねると、「あら。間違えてるわね笑。でも、その値段ついちゃってるからいいわよ。今年は枝作りで実は付いてないけど、うん、なかなかいい感じじゃない。持って行く?」と聞かれたら、、、「はい!」って言うしかなくないですか?ないですよね?ないですよ、これは。

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というわけでお迎えしました。とても素敵!