日高ミセバヤのチラチラ
数週間前から、日高ミセバヤの葉の先端から小さいチラチラしたものが出てきていて、蕾かも!と注目していた。チラチラが少しずつ大きくなっていく中、「形が葉っぱっぽいなあ。やっぱり葉っぱかなあ。でも、先端にこんな密集して葉っぱが付いたら、ミセバヤの先から別の植物が生えたようにならんかい?」と訝しがっていたのだが、一昨日あたりからチラチラの中央部分が蕾の形状をしているのを確認!謎の植物じゃなかった!
この蕾が少しずつ膨らんで、濃いピンクの星のようなお花が咲くんだなあ。楽しみ楽しみ!開花を喜んで、三つ足鉢も小躍りするに違いないな。
ミセバヤという名前は、18世紀末にミセバヤを見つけた高野山の僧が、和歌の師匠である冷泉為久卿に「君に見せばや(見せたいものだ)」という詞を添えて贈ったことに由来しているそう。ベランダのミセバヤが開花したら私も「君に見せばや」と師匠に和歌を詠むフリをするとしよう。