ベランダの木日記

ベランダで盆栽(とは言えない和風の鉢植え)などを育て始めて4年目の新人です

今日のベランダミニトピック

タイトルに「今日の」と書きながら実は昨日。

 

実生の鉢に2つ目のヤマモミジが発芽!多分ヤマモミジで合ってるはず!

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最初に発芽したヤマモミジは本葉が出てきた。このまま回転しながら飛んでいきそうなお姿。

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実生の鉢の全体。えっ、発芽祭りじゃないじゃないか!と思われそうだけど、青い丸は我が家で一番古株のクサボケの挿し木たち。白い丸は発芽したカリン3本。元気に成長中。発芽したが、頭が土に埋まっていた1本は枯れてしまった。。黄色の丸はヤマモミジ。赤い丸は雑草と思われる芽たち。あんなに何もない茶色一面の鉢だったのが、今はとても賑やか。

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旭山桜の葉に穴が開いているのを見つけた。おそらく「せん孔褐斑(かっぱん)病」。まだ数枚なので、穴の開いた葉を切り取り、様子を見ることにした。高温多湿になると発生するらしいので、雨に当たらないようにして、葉ももう少し剪定して風通しをよくしてもいいのかな。

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かわいい雑草のお花たち。

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苔の鉢のカタバミ

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桜の鉢のツメクサ





 

今日のべランダミニトピック

去年の9月にミニ盆栽講座で作った黒松。新葉が随分成長した。数えると22本。2本で1セットになっているので11組?毎年このペースで成長するのかな。気長さが必要。どんなふうに枝が増えていくのかも気になる。

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五葉松の新芽は摘むほど伸びる間もなく葉が開いてきた。新しい葉が開き切ればもしゃもしゃになってしまうので、古葉取りをすればいいのかな。勉強しておこう。

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旭山桜の茎の根元にある膨らみはなんだろう。もしや、来年咲く花の準備がもう始まってるのかな。注目。

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ヤマモミジの幹の中央から出てきた新芽が爆発的にかわいい。小さいながらもモミジの形をしている。

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ハツユキカズラの蕾

2年前に盆栽が来る前からベランダにいたハツユキカズラ。でも、盆栽が来るまでは水やりこそしていたけれど、正直、じっくり観察するようなことはなかった。枯れていなければOK!くらいだった。今となっては本当に申し訳なかったと思う。それが、盆栽がやってきてからは、ベランダの他の植物もよく観察するようになった。

 

そんな折、ハツユキカズラの葉が斑の入った綺麗なピンク色にならないものかなあと四方八方眺めていたら、小さな丸い膨らみが3つ4つあるのを見つけた。

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んん?蕾じゃないの?蕾だ!蕾!お花初めてだよ!俄然盛り上がってきたハツユキカズラ熱。葉の色を綺麗なピンクにするには、日当たり、肥料、十分な水。ということなので、まず肥料を与えた。水もこれまでよりもたっぷりと。日当たりは十分かと思っていたけれど、日に当たるよう午前と午後で置き場所を変えた。鉢植えの利便性。あとは、お花を楽しんだら植え替えをしようと思う。

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これまでの無礼?を挽回すべく、お世話と見守りを丁寧にしよう。これが対人間だったら「何よ、今更手のひら返したように優しくしたってダメよ。」とプイっとされるところだろう。あ、またハツユキカズラが見たくなってきた。ベランダ行って見てこようっと。書いているといつもこうなる。

新芽のかわいさ

ヤマモミジを下から覗くと、大きな葉の内側で、いつの間にか新芽がこんなに大きくなっていた。わいわいわいわい。6月頃に葉が固まったら、全葉刈りではなく、今出てきた新芽以外の大きな葉を刈って、枝を増やす方向でいこうかなあ。それでも緊張するけれど。

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幹の中央から出てきた新芽も大きくなってきた

ところで、新芽ってこんなにもかわいいものだったかしら。信じられないくらいにかわいいのだけど。「おお、おお、よく出てきたねえ」と目を細めて見てしまう。モミジの新芽が赤いのはアントシアニン(赤~紫~青色を呈する色素)で余分な光を遮り、傷つきやすい新芽を強い日差しから守るためなのだそう。外側の大きな葉に守られて安心かな。

1ヶ月

ベランダの木日記を始めて1ヶ月が経った。ほぼ毎日書いていたように思う。幅30センチ、長さ120センチほどの棚場の中で、色んなことが巻き起こるものだな。木日記を書き始めたおかげで、よりじっくり観察するようになり、気付くことも増えた。もう1つの趣味である写真も、家ではあまり撮らなかった、というか撮れなかったのが、木日記を始めてからは、毎日ベランダで背中丸めてパシャパシャ撮っている。盆栽と写真と木日記がうまくリンクして、とても楽しくやっている。こう、自分で自分を盛り上げている感じだ。これからもベランダの棚場で起こる小さな出来事を、写真に撮って木日記に書いていけたらと思う。

ミツバチが来ない

ここ1、2週間のうちにミツバチが来なくなった。ブーンとやってきたら迷いなく苔の上に乗っかり、お水をゴクゴク飲む、じゃないか、チューチュー吸う姿が愛らしかったのに。寂しい。

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去年は来ても数匹だったのが、今年は多い時は10匹くらい同時に来ることもあり、近くにいると羽音もすごいし、さすがに多い!とビビっていた。でも、そのうちに羽音も全く気にならなくなり、ミツバチたち行きつけの苔の持ち主として優越感すら味わっていた。それが今は来ても1、2匹。。巣から我が家までの道中に、もっと素敵な水飲み場を見つけたのかしら。ジェラシーだわ。もしくは巣が撤去されたとか。それならば仕方がないのかな。どこでどうしているのか。気になる。

突如現れた大本命

昨日のこと。実生の鉢に「違う!違う!私がヤマモミジよ!」と言わんばかりにニョキっと現れた芽。突然のことでビックリしたが、どうやらこちらがヤマモミジみたい。ヤマモミジのネームプレートの列にきっちり並んでいるし、検索してよく調べてみると、やはりこちらがヤマモミジの芽っぽい。って、自分の目の節穴ぶりが分かった今としては怪しいけれど。

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となると、ヤマモミジだと思っていたこちらの芽はどなたなんだろう?

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ケヤキとウチワカエデの芽もまた怪しくなってきたな。。本命ヤマモミジの芽と比べると小さいもの。。いずれ成長すれば分かるのだから、待てばいいだけのことだけど、そうなの?違うの?とやんややんややっているのも楽しい。もう少しの間、惑わされていたい。実生の鉢、面白い。