ベランダの木日記

ベランダで盆栽(とは言えない和風の鉢植え)などを育て始めて4年目の新人です

鉢の上の小さな景色

盆栽の鉢の上にちょっとある景色がかわいいと思う。雑草は根がはびこらないように早めに取るようにしているけれど、ちょっとだけ残してみたりもしてしまう。

 

カマツカの鉢の一角。ツメクサと名前の分からない草。

f:id:ayumitt:20210726151255j:plain

 

ハマボウの鉢には大、大好きな大雪雛弟切草。この大雪雛弟切草のかわいすぎる小さな飛び込みについては別記事に書く。これはもう単独記事レベルのかわいさだから。

f:id:ayumitt:20210726142215j:plain

 

イワシデの鉢のキノコ。

f:id:ayumitt:20210726142034j:plain

 

ご近所の盆栽の大先輩Fさんにいただいた西洋カマツカの鉢にはオトギリソウ?お花が咲いたら分かるかな。

f:id:ayumitt:20210726142122j:plain

 

ミツデイワガサの鉢のサギゴケ?お花が咲いたあと。

f:id:ayumitt:20210726142140j:plain

 

ヤマモミジの鉢。苔蒴くんと大雪雛弟切草

f:id:ayumitt:20210726142236j:plain

 

これは盆栽の鉢に出てきた草ではなくて、アサギリソウの小さい鉢。

f:id:ayumitt:20210726142100j:plain

 

はあ、かわいいなあ。ここで一休みしたい。

呼ばれたような気がして

今日はこの子から「ちょっと!ちょっと!」と呼ばれているような気がして鉢を持ち上げてよく見たら…

f:id:ayumitt:20210726134102j:plain

かわいいことになってるー!鉢のフチに沿って等間隔に並んでる草がかわいすぎるー!うまいこと並んだものだなあ。かわいすぎて笑ってしまう。この鉢、スミレか何かのタネを撒いていたのがいつの間にか雑草(ツメクサ)の鉢になっていて、まあいっかとそのままにしていたもの。ほほう、なかなかの存在感だなあ。やるねやるね!等間隔に並んだ草が伸びたら楽しいことになりそうな。

狭いベランダ棚場だけどいろんなことが巻き起こって本当に楽しい。棚場の子たちのいろんな表情を逃すことなく見たいと思う。

ようこそ!我が家のベランダへー舌の根の乾かぬうちに編ー

前回の記事で、「これからはホイホイと増やすことはせず、慎重にお迎えする子を選んでいきたい。行けるところにはたくさん足を運んで、たくさん見て、たくさん吟味して、本当に欲しいと思った子をお迎えしていきたい。」と書いた。なのに、1週間もしないうちに新しい子をお迎えしていたよというお話。笑

前回の記事から数日後のこと、盆栽町を巡った。いつものように盆美に行き、ロビーにある「季節の一鉢」を眺め、中の展示を見て、お庭に出たら顔馴染みの守衛さんにご挨拶してお庭を散策。普段はベランダ棚場の小さな子ばかりを見ているので、いつもまずは「でかっ!」と思ってしまう。ちなみに、盆美のお庭で個人的に好きな眺めはフウチソウを真正面から捉えた場所。

f:id:ayumitt:20210714155509j:plain

立派ー!両手を広げたくらいの幅があるんじゃないかしら。このフウチソウ、今にも動き出しそうじゃないですか?夜になったら、わっさわっささせながら走り回ってはしゃいでいそう。そんな想像をしたりしながらお庭を楽しんだら、売店に移動。盆栽を見たり、店番の方とお話したり。そして、盆美を後にして盆栽園を巡るのだが、ここからが本題。

この日は一度しか中へ入ったことがなかった盆栽園にお邪魔してみると、園主さんとお話することができた。とても気さくな方で、最初こそ盆栽にまつわるあれこれを話していたのだが、そのうち世間話になり、最終的には2人して「日々ありがたいわね」「はい、ありがたいです」と毎日に感謝する展開に。思わずすっかり癒されたところで、奥の方にある盆栽を見させていただくことになった。そこにあったのがこのイボタさん。いいなあと思って値札を見るとものすごくお安い。半額以下の感覚。園主さんに「これ、ものすごくお安いお値段が付いてるんですけれど…」と尋ねると、「あら。間違えてるわね笑。でも、その値段ついちゃってるからいいわよ。今年は枝作りで実は付いてないけど、うん、なかなかいい感じじゃない。持って行く?」と聞かれたら、、、「はい!」って言うしかなくないですか?ないですよね?ないですよ、これは。

f:id:ayumitt:20210714162300j:plain

というわけでお迎えしました。とても素敵!

つれづれなるままに

去年後半頃からの私は「お世話が大変になるから、これ以上ベランダに鉢は増やせない!」と常に自粛ムードだったのに、今の私は「日が当たるところに置けるなら増やしていこうじゃない!」と押せ押せムードである。だって、そうじゃないと新しい子をお迎えできない。お世話もいればやるしかないのだからやるよねと。もう吹っ切れた。

f:id:ayumitt:20210702234641j:plain

先日、盆栽の大先輩Fさんにも、「去年はあげると言っても頑なに断っていたのに、今年は断らないねえ」と笑われた。とはいえ、ホイホイと増やすことはせず、慎重にお迎えする子を選んでいきたい。行けるところにはたくさん足を運んで、たくさん見て、たくさん吟味して、本当に欲しいと思った子をお迎えしていきたい。

あとは鉢です、鉢ー。来春の植え替えシーズンまでにちょこちょこと買い集めていきたい。「イベントの売店で実際に触って買うのがよい」とのお話も聞いたし、上野グリーンクラブのイベントに行ってみようかな、状況を見つつ。陶芸をやってる方と友達になって、相談しながら作ってもらうなんてこともやってみたいな。

だらだらと書いたついでに余談コーナー。エゴラッピンのよっちゃん(中納良恵さん)がずっと大好きなのだが、6月30日にソロアルバム「あまい」が出まして。注文したアルバムはまだ届いていないのだけど、YouTubeで聞いた「待ち空」が良すぎてずーっと聞いている。沁みるわ。

 

 

ようこそ!我が家のベランダへーFさんちからやってきた!編ー

このブログに何度か登場している盆栽の大先輩Fさん。Fさんは、2019年に公民館のミニ盆栽講座を受講したときの先生である。去年は出来なかったミニ盆栽講座を今年はやるとのことでご案内いただいたのだけど、予定があって参加できず。。そこで、2019年に参加した時に持ち帰った盆栽たちの今の様子をお知らせすると、「元気に育てていますね!」と、ものすごく喜んでくださった!私も嬉しいー!ちなみに送った写真はこちら↓

f:id:ayumitt:20210622145431j:plain

f:id:ayumitt:20210622145509j:plain

f:id:ayumitt:20210622145524j:plain

これだけの盆栽を持ち帰らせてもらって、受講料1,000円か1,500円だったはず。なんと良心的な!

で、メールのやりとりの中でFさんから「野バラの苗を1本差し上げますよ」とのお話をいただいたので、先日お邪魔してきた。Fさん、お話好きでいろんな話を聞かせてくれるが、今回は美味しいジャムの話、カメラと写真の話、Fさんのお父様の話、中村是好著の「小品盆栽」の話(Fさんも持っていらした!)、ドクター何とかの松の研究の話、などなど多岐に渡っておりました。松の研究の話が面白かったなー。

そして、野バラの苗とおまけに西洋カマツカの鉢もいただいてしまった!ありがたすぎる!

f:id:ayumitt:20210622163207j:plain

帰り際には毎度お決まりの「枯らしてしまっても落ち込みすぎないように!」と声を掛けてもらってお庭を後にした。

野バラは来年のお花を楽しみに、西洋カマツカは実が色付くのを楽しみに大事に大事にしよう。

ようこそ!我が家のベランダへー値札のない盆栽編ー

盆栽町で一番好きな盆栽園「九霞園」で盆栽を買いました!値札のない盆栽を!

これまで盆栽園にある盆栽はお高くて買えるわけがないと思い込んでいたのだけど、小さなものを選ばせていただいたので、お値段も可愛らしいものだった。それでも!盆栽における大人の階段を一つ上った感じ。おおお、身震い。

購入したものはイワシデ、富士ブナ、カエデ。それに鉢も二つ買った。嬉しいいいいー!大、大、大満足!

f:id:ayumitt:20210616143808j:plain


イワシデ。とても綺麗。

f:id:ayumitt:20210616180506j:plain

で、このイワシデ、キノコとダンゴムシという可愛いすぎるおまけ付き。盆栽サイズにダンゴムシが乗ると巨大な王蟲に見えて、イワシデの鑑賞はそこそこに、ついつい鉢の上のジブリの世界に目が行ってしまう笑。王蟲は苔の原っぱを縦横無尽に動き回ったあと、キノコと幹にぴたーっと体をくっつけて止まる。そこが落ち着くのね。でも、どうしよう。いつまでもこの鉢の上にいていいのかしら。そのうち、「王蟲、森へお帰り」じゃないけど、他のダンゴムシがいるところに放そうかな。

f:id:ayumitt:20210616150813j:plain


富士ブナはこれに合いそうな鉢も買った。うん。絶対、似合うと思う!好きな感じ!三つ足だけど、1本前より2本前の方がしっくりくるし、可愛いからこうしたい。植え替えが楽しみすぎるー。

f:id:ayumitt:20210616145142j:plain


カエデは上の方を摘んで、黒ポットから鉢にポンと移し替えた。

f:id:ayumitt:20210616173932j:plain
 

どれも無理がなくてずっと眺めていられる。私にとって程よいです。 我が家のベランダ棚場も気に入ってくれますように。

 

かっこいい真柏

我が家のベランダ棚場、実は真柏なんかもいたりする。

今年の2月「ちょっと真柏いってみよか!」と思い立って、盆美の売店で店番の方と一緒に選んだのがこの子。渋いー!

f:id:ayumitt:20210615222134j:plain

私1人だったらこれは選んでいなかった。真柏だけどふんわりした小さめのものを選んでいたと思う。店番の方は「この中ではこれが真柏らしいかな」と確かおっしゃっていた。思わず、私にしては大きめの本格っぽい真柏をお迎えすることになってちょっとドキドキ。帰宅後早速、「新しい仲間だよー」と棚場に並べるとかなりの存在感!周りの子たちから、「あら!今度の方はこれまでとは違う雰囲気ね♡」と色めき立つ声が聞こえてきそうだった。

3月。店番の方に「そのままでもいいし、二つに分けてもいいと思いますよ」とも言われていて、しばらく悩んだ結果二つに分けることにした。とはいうものの、不安で自分では出来そうになかったので、とある盆栽園の体験レッスンを利用して、二つに分けて植え替えて、針金掛けも教わりながらなんとかかんとかやった。

f:id:ayumitt:20210615162456j:plain

6月。葉っぱの色が黄緑から濃い緑に変わってきて綺麗だなあと思っていると、いつも読ませていただいている盆栽関連のブログで、「葉っぱが黄緑から緑に変化してきていませんか?針金が食い込んできていませんか?そろそろ、針金を一旦外してください」というような記事が更新された。「おお!濃い緑に変わってきてる!きてる!針金外そう!」と喜び勇んで針金を外した。

f:id:ayumitt:20210615162747j:plain

f:id:ayumitt:20210615163729j:plain

大木感!いい感じ!来春にはかっこいい鉢に入れたい。そして、ベランダ棚場で異質な存在感を大いに放っていただいて、他の子たちからきゃあきゃあ言われて欲しい。でも、かっこいい鉢がなかなか見つからない。セメントとか無機質なものもいいんじゃないかと思っているのだけど。うーむ、これは難題だ。